小さな折り紙で毎日折り紙を折っています。
私の職場にくる、小さなお子様の患者さんにあげるためです。
病院の検査で嫌な思いをして、薬局にいらっしゃるころには、たくさん泣いてきたであろう涙いっぱいの目をして薬局にきてくださいます。
そして今度は、苦手なお薬を飲まなくてはいけません。
病院で頑張ったねという気持ちと、
元気になるためにお薬きちんと頑張ろうねという気持ちを込めて折っています。
折り紙を見つけると、泣き顔がニコニコ顔に変わります。
とても評判がよく、次に薬局に来てくれた子どもたちは、みんな頑張ってお薬を飲んでくれています。
笑顔で、「お薬飲めたよ〜」って言ってくれます。もう感激です。
お薬を待っている間も退屈しないように、以前はおもちゃがおいてありましたが、このコロナ禍で、全て撤去しました。
少しでも楽しいとか嬉しいとか思えることを増やしてあげたいと思ったことが、折り紙を作るきっかけでした。
折り紙はすごい力を持っています。
みんなキラキラした目に変わり、喜んでくれます。
これからも毎日地道に小さな折り紙を折っていこうと思います。